2004年6月23日

2004年モデルの選び方

さて、そろそろ各社の2004年モデルも出揃いましたので、今年のナビ選びガイドを書いてみましょう。

ナビを選ぶ時に良く聞かれるのは、「何を重視しますか?」という質問です。
「それが分からんから聞いとんのや!」という声も多いので、(笑)
まず選ぶポイントから整理しましょう。

ナビ選びのポイントは、

 ・地図の正確さ
 ・音楽機能の充実
 ・お遊び機能

の三つです。

元々ナビはクルマに乗って地図を見るためのキカイですので、地図が大事なのは言うまでもありません。
「でも最近のメーカーどれも似たようなものなんじゃないの?」
と思われるかも知れませんが、実はまだまだ差があるんですねえ。

1.地図の正確さ
 実は日本国内に本当の意味のオリジナル地図メーカーは、ゼンリンと昭文社の二社しかありません。(←言い切って大丈夫か、という気もしますがここは思い切ります。)
乱暴な言い方ですが、本当に細かい正確な地図データを日本中で持っているのはゼンリンしか無いのです。
下記に各社が採用している地図メーカーをまとめてみましょう。

<ゼンリン派>
 ・アルパイン
 ・イクリプス
 ・KENWOOD
 ・SONY

<昭文社派>
 ・Panasonic

<独自派(インクリメントP)>
 ・カロッツェリア
 ・ADDZEST
 ・三菱

となります。
試しに皆さんの自宅近くの一方通行や、田舎がある方は実家の近所の地図を引き比べて頂ければその差を実感して頂けると思います。
これだけ頻繁に道路工事や新設道路が出来ると、ゼンリンに追いつくのは至難の業なのですね。

昭文社は抜け道マップデータが売り物ですが、ベースとなる地図そのものの正確性はゼンリンに劣りますね。

インクリメントP社はカロッツェリアの子会社です。
独自に地図の製作を行っていますが、ゼンリンが自社の著作権を侵害されているとして提訴を行ったのは最近の話です。
地図精度については、ゼンリン・昭文社の二社にも劣ります。

イクリプスはトヨタの資本が入っており、トヨタ向け純正メーカーでもあります。
ゼンリン地図にトヨタが更に改良を行っておりますので、精度には定評がありますね。

アルパインはナビの機能に絞れば今でも最強でしょう。
業務用ナビかも知れません。


2.音楽機能の充実
 昔はオーディオに凝る方が多かったのですが、今やクルマは日常の足代わり。
ハイクラスオーディオを積むよりもオールインワンでそこそこの音質のナビ/オーディオをお求めの方が大半です。
昔はアルパインのオーディオに定評があったのですが、HDDナビの流れに乗り損ねた今となっては苦しいラインナップです。

業界で初めてHDDナビをリリースしたカロッツェリアが、ミュージックサーバーというものを市場に認知させシェアトップを走っています。
追走するのはイクリプス。こちらはいさぎよく2DINのAVNモデルのみでラインナップを構成しています。
最近評判が良いのはKENWOOD。HDV910/810はナビとオーディオのバランスの良い名機です。
そして、ようやくPanasonicがHDDでAVNモデルを投入してきました。これも名機ですね。

最近はDVDの5.1ch機能を標準搭載するモデルが多くなりました。
その意味ではカロッツェリアは未だにオプションのDVDアンプユニットが必要なので、割高ですね。
AVNモデルでは、イクリプス・KENWOOD・Panasonicがトップクラスです。


3.お遊び機能
 毎年様々なエンターテインメント機能が追加されます。
ナビの重要な機能として、収録されている施設データの充実が挙げられます。
飲食店や観光地ガイドを検索すると各社の差が出ますね。
ここが充実しているのは何と言ってもPanasonicでしょう。
カロッツェリアもドライブプランナーなどの新しい提案をしています。

後は自宅のパソコン環境との統合が今年の各社の新しい差別化ポイントです。
カロッツェリアはリビングキットを標準添付して、クルマの中の音楽と自宅での音楽視聴環境を統合する試みをしています。
PanasonicはSDカードによるパソコン連携が主軸ですね。
地図データの更新という大きなテーマがあるので、ネットで最新データを取得(但し有料ですよ)して、カーナビをアップデート、という流れが定着しそうです。


以上のように大きく検討するポイントが三つあると思いますが、当社が考える優先順位は上の数字の通りです。
蛇足ですが、実際にナビを購入したユーザーの満足度調査では、イクリプス・KENWOODが比較的高くて、カロッツェリアが低いそうです。
基本となる地図がしっかりしたメーカーをまず選び、音楽機能やエンターテインメント機能のバランスを好みで考える、のが正しい選択方法だと思います。(^^)


■カロッツェリア
 ○
  ・自車位置の精度は今でもピカイチ。でも他社との差は無くなってきている。
  ・渋滞考慮ルート探索。これはスグレモノ。
  ・ポップ系の音楽は得意。
  ・リビングキットという新提案。でも使う人多くは無さそう…。
  ・トップブランドというブランドイメージ

 ×
  ・地図がイマイチ
  ・地図スクロールが遅い
  ・操作メニューが階層が深くて分かり難い
  ・DVD5.1chアンプを未搭載。そろそろ標準でしょう。


■Panasonic
 ○
  ・豊富な施設データ
  ・綺麗なVGA画面
  ・バックカメラ/後席用モニターなどの豊富なオプション
  ・1DIN+1DIN構成は輸入車ユーザーに嬉しい。
  ・DVD5.1ch対応
  ・音楽機能てんこもり。

 ×
  ・地図データ


■アルパイン
 ○
  ・地図データ
  ・ルート探索性能(但し、HDD555SSシリーズのみ。下位モデルはサンヨーのゴリラベースです。)

 ×
  ・AVN機能で取り残されてしまった。


■イクリプス
 ○
  ・地図データ
  ・充実のAVN機能
  ・綺麗なVGA画面
  ・DVD5.1ch対応

 ×
  ・2DINスペースが無いとダメ。
  ・施設検索データが少しさみしい。
  ・ブランドイメージが低い。


■KENWOOD
 ○
  ・地図データ
  ・DVD5.1ch対応
  ・音質追求

 ×
  ・どう見てもしょぼい画面デザイン。SONYを見習って欲しい。


■SONY
 ○
  ・検索メニューの綺麗さ
  ・ブランドイメージ

 ×
  ・ナビとしての基本機能はまだまだダメです。


■ADDZEST
 ○
  ・画面のデザインはキレイ
  ・2DINなのに7型サイズの画面

 ×
  ・地図データ

個人的なオススメはイクリプス・KENWOOD・Panasonicですね。(^^)

らくなびさんが紹介して頂いていますので、トラックバックしておきます。
らくなびさん、ありがとうございます!

投稿者 CONTACT岡野 : 11:44 | コメント (2)

2004年6月16日

カロッツェリアのNewモデル情報です

ようやくカロッツェリアの2004年モデルHDDナビ出荷の見通しが立ってきました。
昨年は5月下旬に出荷されていましたので、約一ヶ月遅れです。
どうも開発がかなり遅れているようですね。

機になる初期出荷の不具合情報が正規代理店から通知ありましたので、お知らせしておきます。

●発売時に一部制限される機能について
 下記にカロッツェリアの説明文をそのまま転載致します。
  ------------------------------------------------------------
 発売時には次の機能を使用することができません。
  「ツインビュー」「オートフリーズーム」「ドライバーズビュー ウィンドウマップのスクロール」「登録地点3Dマーク登録」「ヒットチャートプレイ」「宿泊予約(旅の窓口)」
  上記に加え、ソリッドシティマップ、ミュージックサーバー動作時など、ご使用状況によっては表示や操作の反応が遅くなる場合があります。
 この内容につきましては、商品の中にご案内を入れるとともに、弊社ホームページにてご案内をいたします。また、店頭用ポスターをご用意いたしましたので、店内にて掲示いただきますようよろしくお願い致します。
  ------------------------------------------------------------

●プログラムアップデート
 7月末までに「お客様登録」をして頂いた方には無償でアップデートCDがカロッツェリアより8月上旬に発送される予定だそうです。当然販売店にも配布されますので、当店からもご提供できます。


まあ、確かにカロッツェリアの発売は皆が待ち望んでいることではありますが、不具合承知で出荷に踏み切るのはちょっとやり過ぎな気も致します。


あと、注意事項を下記にまとめましたので、ご覧下さい。

●RGBケーブルのピン数が30ピンに変更
 従来のカロッツェリアモニターは26ピンのRGBケーブルで接続されていましたが、2004年モデルより30ピンに変更されています。AVIC-H900と接続するモニターは普通「AVX-P9DV」か「AVH-P9DVA」になると思いますが、「AVH-P9DVA」を繋ぐ場合はRGBの26→30ピン変換アダプター(CD-RGB30P 定価:\10,500)が必要ですのでご注意下さい。
 なお、従来品のAVIC-V7MD/V7はこの変換アダプターを使用してもAVIC-H900には接続できませんのでご注意下さい!

●XH900の本体とH900とは別物
 まあ、こんなケースは殆ど無いと思いますが、XH900の本体はジャイロが内蔵されておらず(ハイダウェイユニット側に内蔵)、H900にはジャイロ内蔵ですので、両者は見た目は同じですが中身は別物です。従来品との流用組み合わせをご検討の方はご注意下さい。

●プリアウト装備
 従来のカロッツェリアのHDDナビはサブウーファー出力のみプリアウト機能を装備していましたが、2004年モデルよりF/R/SW/NF(ノンフェーダー)のプリアウト機能を装備しました。これにより別体アンプシステムを組んでらっしゃる方にも対応できますね。

●FOMA対応
 携帯電話による通信機能としてFOMAに対応しました。ナビ本体より通信用ケーブルが出ていますので、それに各社対応ケーブルを接続する形になります。

●渋滞予測
 イクリプスのルートバンキング機能とは違い、特定のエリア内の時間帯別渋滞データを収録していますので、ルート探索時に時間帯による渋滞予測ができます。これは期待大ですね。

●10ヘルツ測位
 毎秒10回という高い頻度でマップマッチングが行われます。IQ高精度に更に磨きが掛かりましたね。

●4倍速録音
 CDの4倍速録音が可能です。

●リビングキット
 自宅でミュージックサーバーを楽しめ、各種ダウンロードサービスも提供。


というわけで、トップランナーであるカロッツェリアの優位性は今年もゆるぎなさそうですね。
当社への入荷は6/29(火)頃を予定しておりますので、楽しみにお待ち下さい。

投稿者 CONTACT岡野 : 11:26 | コメント (0)

2004年6月14日

Panasonic 「Fクラス HDS950M/HDS900」入荷しました!

今年の実は一番のオススメ機かも知れない、PanasonicのFクラスが入荷しました。
何故か大手量販店やネットショップも入荷していませんが、この辺りが正規代理店のメリットかな?

さて、カタログを見てFクラスのオススメポイントをお書きしましょう。

●1DIN+1DIN構成(HDS950M)
 カロッツェリアが事実上1DINのHDDナビを無くしてしまいましたので、ちゃんとした1DIN+1DINのHDDナビでAV機能も備えているのは事実上これだけ。今でも輸入車はDINスペースが限られる車種が多いので貴重な存在です。

●7V型VGAモニター
 Panasonic伝統の綺麗なVGAモニターはさすがに見易いです。当然タッチパネル!

●高精度自車位置表示システム「SALAS」
 これは実車では試していないので何とも言えませんが、屋内立体駐車場から出庫する際に効果を発揮する位置情報補正システムです。立体駐車場から出庫する時は結構迷子状態になるナビが多いので、効果に期待です。

●DVD5.1chデコーダー内蔵(HDS900は別途専用アンプAVマスターユニットが必要)
 嬉しいDVD5.1chデコーダー内蔵。もうDVD-Video再生機能はハイエンドAVナビの必須機能ですね。

●ドルビープロロジックⅡ搭載
 以前にこちらでもお書きしましたが、これは通常の2chソースであるCD音源を擬似的にDVD5.1ch再生化する技術で、スグレモノです。

●バーチャル5.1chサラウンド
 これはイクリプスにサークルサラウンドⅡとして搭載されている機能に該当します。4スピーカー車で5.1chソースを自然に再生する技術です。イクリプスの場合は6604にしか搭載されていませんので、Panasonicの出し惜しみしない姿勢は評価されてしかるべきと思います。


と言うわけで、今回の目玉は手厚いAV機能の充実ですね。
ドルビープロロジックⅡとサークルサラウンドⅡ該当機能を両方搭載しているナビというのは存在しなかったので、5.1ch車も4スピーカー車も両方任せなさい!という自信の策です。

勿論従来からの抜け道マップや豊富なジャンル検索機能も備わっています。

輸入車オーナーの皆さん、要注目ですよ!!

投稿者 CONTACT岡野 : 19:12 | コメント (0)

2004年6月10日

ゴルフⅤ用取り付けキット

ご要望の多かったNewゴルフⅤ用の2DIN取り付けキットですが、トゥーラン用のキットがそのまま使用できることが実車で確認できました。
VW西宮の中溝課長ありがとうございました!

昨日6/9(水)が正式発売日なので、これからどんどん納車になることでしょう。
どうぞご活用下さい!

投稿者 CONTACT岡野 : 20:50 | コメント (0)